どうも!
管理人の影吉良吉【かげよしりょうきち】です。
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2016年12月19日発売のジョジョリオン(ジョジョ8部)、コミックス14巻に掲載されている
第58話「東方家の夜明け」のネタバレです。
前回、57話後編では東方常秀が主人公の【ミラグロマン】についての記事を書きました。
ジョジョリオンでは珍しく番外編のストーリー。
【ミラグロマン】の脅威を乗り切った常秀でした。
そして、田最環(ダモカン)を倒し、なんとか危機を免れた東方家は
再スタートしようとしていました。
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定助と吉良吉影の正体を知っていた田最環。岩人間は戸籍さえ奪う!?
田最環(通称ダモカン)は、岩人間でロカカカの実を牛耳るリーダー格であった。
いわゆるラスボス的存在だ。
ダモカンのスタンド【ビタミンC】は究極に柔らかくする能力で、とてつもなく強いスタンドで
東方家を苦しめたが、なんとか倒すことができた。
ダモカンを倒した後、彼が経営するダモカンクリーニングに定助は潜入した。
ダモカンは空条仗世文(じょせふみ)の戸籍を奪い取り、なりすましていた。
定助は、この事実から自分の正体が吉良吉影と空条仗世文(じょせふみ)が
融合した人間だと知った。
しかし、原始から生息するフルーツ【ロカカカ】はどこかに存在する。
岩人間たちが独占し続けた等価交換の現象も突きとめなくてはならない。
吉良吉影の意思を継いだ決意の顔!そして定助の目的も変わる
定助は吉良吉影の母、吉良ホリー・ジョースターが入院する病院に向かった。
以前とは違う病棟に移されていた。クモの巣が、はびこりホコリもたまり薄汚く
病院とは思えない衛生面の悪さを感じる。
室外からホリーの部屋を覗くと、彼女はベッドに縛り付けられ隔離されているようだった。
[char no=”7″ char=”定助”]どうなっているんだ!?[/char]
なぜ病棟が移動されたのか担当の医師に尋ねた。
医師から「あなたはご家族の方ですか?」と聞かれ
[char no=”7″ char=”定助”]そうだ。オレの「母親」だ[/char]
そう答えた定助の顔つきには強い意思が感じられた。
ホリーの病棟が移動されたのは、治療費の滞納があったためだった。
今まで吉良吉影が支払っていた支払いがストップし、保険ではカバー出来ない治療だった。
ホリーの症状は悪く、自分の【両手】と【食べ物】の区別がつかなくなっており、
誤食してしまったのだが、幸い治療が早かったため無事だった。
しかし、これから先は症状が悪化し、衰弱するしかないと宣言された。
定助は病院側が治療を止めたから、症状が進行しているのではないかと
責めたが現代の医学では完治することができない病気で
症状を遅らせる治療しかできなかったのだった。
今まで支払っていた治療費を尋ねると、
医師は保険外の治療のため、1泊12万円かかると答えた。
[char no=”2″ char=”驚きの表情”]いや!高すぎやろっ![/char]
定助は吉良吉影の苦悩を初めて知った。
そして、吉良吉影と融合した定助には、ある気持ちが込み上げてきた。
「オレの母親・・・」
涙が止まらず、ひざから崩れ落ちた。
あまりに号泣する定助に医師が「大丈夫ですか?」と声をかけた。
冷静さを取り戻した定助は今後の治療費は自分が払うから、
ホリーを以前の治療に戻して欲しいと頼んだ。
そしてホリーにこれ以上、何か「悪い出来事」が起こったら許さないと宣言した。
病院を後にした定助。
自分の正体は判明したが、いまだに子供の頃や吉良吉影の記憶も戻っていない。
しかし、これからやるべき事はわかった。
ホリーのために【ロカカカ】を手に入れること。
定助は一度、等価交換現象を体験している。あとはお金が必要だ。
そして、【戻らない記憶】が自分の存在した証明となっていく。
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東方家の母が帰宅。東方花都(ひがしかたかあと)の服役は呪いが原因?
東方家では、家政婦の虹村さんが朝ごはんの支度をしている。
リビングでは常秀がすでにコーヒーを飲んでおり、末っ子の大弥ちゃんが起きてきた。
目が少し悪い、大弥ちゃんはソファーに置いているDVDを一瞬、手に取るが
ポイッと投げ捨てた。
「おはよう」虹村さんと常秀にあいさつをすると
父、憲助が何やら変な顔をしながら息深く呼吸をしていた。
「スウゥ~~ゥゥゥ、ハァウウウゥゥーーーッ」
定助と鳩ちゃんも洗面所にいたのであいさつをして
大弥ちゃんは憲助に聞いてみた。
「パパ、朝から何怒ってるのォ~?」
どうやら、怒っているわけではなく憲助の最近のマイブームは
【ロングブレス】をしているようだ。
[char no=”3″ char=”キョトン”]うわッ!懐かしい![/char]
「ああ~。ソファのとこにDVDが置いてあったなりィーッ」
また、お気に入りの【ロングブレス】をしてソファのDVDを探す憲助。
「大弥のヤツ。どこへ置いたんだ?」
すると、ホイとDVDを手渡された。
「おっ!これだッ、これだッ!ありがとう」
渡した相手を見ると、東方家では見ない女性の姿があった。
憲助は女性と目が合うと、表情が一変した。
「お久しぶりね・・・」
家族全員が女性の存在に気づいた。
憲助は驚きのあまり、震えながら腰を抜かしてしまった。
常秀は尋ねた。「父さん、その女!知り合いか?」
女性が答える「常秀。家族の写真の一枚も見せられてないの?」
女性は子供たち1人、1人の名前を呼び、小さい頃の特徴を語りだす。
憲助は子供たちに彼女の真実を説明していなかったようだ。
「あんた!ひどいヤツだわ」
彼女の名前は東方花都(ひがしかた かあと)。
憲助の元妻であり、子供たちの母だ。
鳩ちゃん以外は、幼かったため花都の記憶は無かった。
憲助は何しに来たのか尋ねると、花都は自分の子供たちに
逢いたいからに決まっていると答えた。
自分の行いに間違いは無いし、「正しい事」をしたと彼女は主張した。
しかし、花都は服役した後に、
憲助が自分を見捨てて離婚したのが
許せなかったらしい。
花都は15年間も服役しており、他人の子供を手に掛けた。
それでも、花都に後悔の様子はなく、
憲助に償いをさせることを考えていた。
大弥ちゃんは記憶に無い母へと近寄ろうとし、花都も抱きしめようとしたが
常秀が椅子を蹴り飛ばし、花都を転倒させ阻止した。
「この家はイスの数が多いんだよなぁ~。気をつけなきゃあいけないんだよなあ」
[char no=”3″ char=”キョトン”]出た!常秀のクズっぷりは母にも出るのか![/char]
起き上がる花都に常秀が【ナット・キング・コール】で
ワンピースの一部をネジに変えて肩の紐がほどけた。
崩れ落ちる花都と一緒にトランプのカードも散らばった。
「わたしの大切なカードが・・・お願いカードを拾って・・・」
少し悪いと思ったのか、カードを拾ってめくると
イスが逆さに出現し、イスの脚部分が常秀のアゴにヒットした!
「えげっ!えがががァァーー!」
花都にもスタンドがあり、カードとカードの間に物を入れておく能力の様だ。
「このわたしを甘くみるなよッ!ナメたら只じゃあおかないッ!」
しかし、涙ながらに子供たちのことを一日たりとも忘れず、
ずっと愛していたと告げた。
家族全員が引いているので、花都はホテルに帰っていった。
そして長男、常敏がリビングに姿を現した。
花都を招き入れたのは常敏だった。
そして、憲助は常敏に疑念を抱くのだった。
まとめ
いかがでしたか?
定助は自分の正体が分かり、半分は母である
吉良ホリー・ジョースターを救うために新たな決意をしました。
そして、東方家に突然現れた花都。
彼女は憲助にどんな形で償いをさせようとしているのか?
そして、花都を迎え入れた常敏の目的とは?
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ジョジョラーならばコミックスとスマホ、両方で読みましょう(笑)
次回59話につづく。
それでは、また!
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