歩きスマホ

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どうも!

管理人の影吉良吉【かげよしりょうきち】です。

 

 

2018年7月19日発売の岸辺露伴は動かない、コミックス2巻に掲載されている

エピソード07「月曜日 天気-雨」のネタバレです。

 

【岸辺露伴は動かない】は、【ジョジョの奇妙な冒険】第4部の人気キャラクター、

岸辺露伴のスピンオフ短編集です。

先日、最新刊が発売されました。

 

 

 

前回【望月家のお月見】のネタバレ記事をこちら

 


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【岸辺露伴は動かない】シリーズは、露伴の語りから始まる

岸辺露伴のスタンド【ヘブンズ・ドアー】は、

人間や生物を読み書きできる本にする能力。

 

本になった対象の情報を読み取ったり、

新たな事項を書き加えて行動を制限することもできる。

ただし、露伴自身の遠い記憶や運命は読み取れない。

 

 

露伴がお皿の上に置かれたフライドチキンに

【ヘブンズ・ドアー】を使って情報を読み取っていた。

 

まるで本のようにパラパラとページがめくれた。

このフライドチキンの消費期限は残り17分だ。

露伴はさらにクンクンとニオイを嗅いで確かめた。

 

【岸辺露伴は動かない】シリーズのお決まり。

露伴が冒頭で読者に向かって語りはじめた。

 

 

ここ数年、雨の日が多く、特に今年は降水量が増しているそうだ。

杜王町の川も一部氾濫して住宅が浸水した。

 

地球規模の気候変動とか環境破壊の話題もしたいが

今回は、露伴の個人的な主観としての話題だ。

 

露伴が子供の頃、海岸の岩場で遊んでいて転んだ時に

アバラ骨を骨折した。

 

「強力な低気圧」の時には、傷は痛むが「抵抗しても仕方ない」

今回のエピソードは、それに関係するような話だ。

 

岸辺露伴はやはり人気マンガ家!ヤンキーにもサインをねだられる?

露伴は雨の日にタクシー乗り場前で電話をしていた。

電話先は編集者のようだが、タクシーが混み合っているため

電車で向かう方が確実だと話をした。

 

打ち合わせ場所を変更して駅に向かった。

【スマホ】で電話をしながら歩いていると、小学生の男の子にぶつかり

ランドセルの中の教科書をぶちまけた。

 

 

 

「ごめんなさい」と謝る小学生に露伴は「大丈夫か?」と声をかけた。

小学生は、【スマホ】を見てよそ見をしていたので「すいません」と

平謝りで立ち去っていった。

 

 

露伴が自分のズボンを見ると、小学生の傘が当たったので

濡れてしまった。

少し悔しがるが、今日みたいな雨の日は仕方ないと諦めた。

 

 

電話で編集者に15分後に待ち合わせの約束していると

ヤンキー風のカップルが【スマホ】を見ながら露伴にぶつかってきた。

ヤンキー男がイチャモンをつけて、露伴に脅しをかけてきた。

 

しかし、男はぶつかった相手が露伴だと気づき態度を一変させた。

露伴の大ファンだと言った男は笑いながら、なぜか自分の彼女を紹介した。

 

「今度、彼女のためにサインください」と言い残し、急いでいるから

と立ち去っていった。ちなみに彼女は露伴のことは知らないようだ。

男にぶつかったせいで、露伴の手には血のようなものが付着していた。

 

 

岸辺露伴「くそっ。待てなんだ?あいつ」

イラつきながら仕方なく、改札を通りぬけた。

 

歩きスマホは事故の元!原因は他人への無関心さ?

露伴に向かっておばあさんが【スマホ】を見ながら歩いてきた。

露伴は当たる寸前にサッと避けたが、おばあさんは転倒した。

 

おばあさんは、左胸を抑えながら苦しそうにしていた。

他の乗客たちが駆け寄り、「大丈夫ですか?」と声をかけた。

 

露伴が転ばせたと勘違いされて、乗客の1人が露伴を睨みつけた。

「僕は触っていない。その方、大丈夫か?」と弁解したが聞いてはいなかった。

 

倒れているおばあさんの動画を【スマホ】で撮ろうしていた男が

露伴にぶつかってきた。

「倒れているおばあさんの動いていない動画を撮りたい」と言っている。

 

[char no=”1″ char=”ノーマル”]コイツ、ヒドいヤツだな[/char]

 

今度はスーツケースを持った男が【スマホ】を見ながらぶつかってきた。

 

 

さっきから、「何か」おかしいと気づきはじめる露伴。

 

 

【スマホ】を見ながら、ぶつかりそうになる乗客たちを警戒してホームまで上がってきた。

駅の柱に、もたれかかって考えていると死角から【スマホ】を持ったサラリーマンが

くしゃみをして、ツバが露伴にかかった。

 

岸辺露伴「おいッ!どういうことだッ!」

そのサラリーマンの男に気を取られていると、また死角から

太ったおじさんが【スマホ】を見ながら迫ってきた。

 

 

「前を見ろ」と太ったおじさんに注意し、彼は「すみません」と謝った。

露伴は太ったおじさんに質問をした。

 

岸辺露伴「どういう訳だ?前が見えていないのか?

真剣な質問をしたい。携帯に夢中でそんなに気づかないものなのか?」

 

 

その時、ベビーカーを押していたお母さんが【スマホ】を見ながら

ベビーカーで露伴を線路に突き落とした。

 

露伴を突き落としたベビーカーのお母さんは

「きゃあああああああああ」と叫び、周りの乗客たちも騒いだ。

 

岸辺露伴「うそだろ」

 

電車が両方向から迫る中、太ったおじさんはホームから手を差し伸べた。

「つかまれッ!早くッ!登ってこいッ!」

 

露伴は災難レベルではなく、何者かの攻撃だと思った。

敵は一体、誰でどこに潜んでいるのか?

 

 

太ったおじさんは、自分の手に早く掴まるように言ったが

露伴は信用することが出来なかった。

 

すると、他の【スマホ】を持った乗客たちが太ったおじさんを

線路に突き落とした。

 

 

電車がぶつかりそうになる中、太ったおじさんは慌てたが

露伴が自分の方を見るように叫ぶと、太ったおじさんに

【ヘブンズ・ドアー】で書き込みをした。

 

 

「”押せッ” 本になる。」

 

 

太ったおじさんは【ヘブンズ・ドアー】が書き込んだとおり、

露伴を電車に当たらない位置まで押し、その後、バラバラのページ上の本となり

電車をかわして二人とも無事だった。

 

露伴は太ったおじさんの素性を【ヘブンズ・ドアー】で調べてみたが

敵ではなかった。普通の会社員で子供が二人いて心臓の持病がある。

彼は「善人」だ。

 


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岸辺露伴も興味津々!ロレンチーニャとはどんな虫?

突き落としたのは誰なのか?

露伴が思考を巡らせていると、太ったおじさんが話しかけてきた。

 

「もしかして君もなのか?オレもなんだ。さっきからずっとだ」

心臓の持病が苦しいのか、ゼェーゼェーと息が荒い。

 

昼過ぎから【スマホ】を持っている人たちがどんどんぶつかってきた。

駅に来てから更にひどくなり、何度も何度も激突してきたそうだ。

露伴のことも自分にぶつかってくる1人だと思っていた。

 

 

遠くで踏切の音が鳴り、また次の電車がホームにやってくる。

駅員が非常緊急停止のボタンを押すように指示し、

露伴たちにホームに上るように指示した。

 

駅員が手を差し伸べたが、駅員も片手に【スマホ】を持っていたので

太ったおじさんは信用していなかったが、【ヘブンズ・ドアー】で

確かめると駅員は敵ではなかった。

 

 

駅員に引き上げてもらおうとしたが、別の乗客が

ベビーカーのお母さんと駅員を線路に突き落とした。

 

他の駅員が急いで緊急停止ボタンを押そうが、その駅員も突き落とされた。

そして、ホームにいる全員が線路へ落ちてきた。

 

電車が迫ってくるので、反対側のホームに避難しようとしたが

こちらも同じ状況だった。

 

ホーム下の避難スペースに逃げ込むために入ろうとすると

磁石のように人が吸い寄せられて入れなかった。

もはや絶望的な状況。

 

 

しかし、露伴は諦めていなかった。

ベビーカーの赤ちゃんを抱き上げ「大丈夫だ」とささやいた。

 

 

今、最大の問題は太ったおじさんだった。

【スマホ】を持って、みんなや露伴自身も彼に向かって集まっていたのだ。

 

 

みんなが持つ【スマホ】の中から見たことも無い虫が出てきた。

その虫の名前は、【ロレンチーニャ】。

 

東アジアや上海などの都市部に現れた新種の昆虫で

特徴は電子機器の集積回路の中に卵を産み住んでいた。

エサは「電磁波」だ。

 

 

1匹や2匹では害は無いが、たくさん集まると時に外部生物へ攻撃を繰り返す。

その時、ゼリー状の物質を口から出す。

 

特に「心臓」が弱っている生物を探知して集まろうとする。

脳も心臓も筋肉も電気信号のため、【スマホ】を操作している

人々は無意識に影響を受けていた。

 

 

【ロレンチーニャ】は太ったおじさんを狙っていたのだった。

露伴は後悔していた。

最初に信頼して彼に引っ張り上げて、もらえば良かった・・・

 

彼は本当に良い人で露伴を助けようとしてくれていた。

露伴には、もう彼を救ってあげることは出来ない。

心臓病が進行しすぎてしまった。

 

 

 

「杜王駅」で亡くなったのは太ったおじさんだけだった。

電車は露伴が駅員に書き込みをして、トラックで踏切に突っ込み、

「英雄になれ」と命令していた。

 

 

なんとか、災難を免れた露伴はホームへと上がり、

駅を後にしようとしていた。

 

さっき転倒したおばあさんとすれ違うと彼女の耳元から

【ロレンチーニャ】が顔を出していた。

 

 

露伴は、今日は残念ながら打ち合わせを中止することにした。

その代わりに露伴は、原稿のアイデアをひとつ手にすることができたのだった。

 

まとめ

いかがでしたか?

なんか現代病というか、駅で【スマホ】を見ながらぶつかるって

よく見る光景ですよね。

 

 

でも、それってもしかすると【ロレンチーニャ】の仕業かもしれませんよ(笑)

冗談はさておき、歩き【スマホ】は本当に危ないので、みなさん

くれぐれもしないようにしてくださいね!

 

eBookJapanならいつでも、どこでもスマホで「岸辺露伴は動かない」を読むことができます。

ジョジョラーならばコミックスとスマホ、両方で読みましょう(笑)

 

 

次回「岸辺露伴は動かない」【D・N・A】のネタバレ記事を見たい方はこちら

 

 

それでは、また!


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