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どうも！
管理人の影吉良吉【かげよしりょうきち】です。
2018年7月19日発売のジョジョリオン(ジョジョ8部)、コミックス18巻に掲載されている
第71話「清の時代の髪留め」のネタバレです。
ジョジョリオン、第70話のあらすじ。
アーバンさんとドレミちゃんを倒した定助たち。
しかし、東方常敏は岩人間プアー・トムと一緒に新たな企みを考えていました。
プアー・トムは、常敏に家の形をした模型を東方邸の庭に埋めるように指示しました。
プアー・トムのスタンド【オゾン・ベイビー】で封鎖し
【ロカカカの接ぎ木】に近づかせないように計画しているのです！
一体【オゾン・ベイビー】とはどのような能力なのでしょう？
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中学生から変わらない！康穂ちゃんはやっぱりかわいい！
定助たちは東方邸の果樹園に行こうとしていた。
豆銑礼さんは、康穂のことを認めていた。
定助をスタンド能力で正しい方向に導き救ったからだ。
しかし、豆銑さんは「帰れ・・・」と言った。
今までの優先順位は、豆銑さんを守ることだった。
だが、これからは【ロカカカ】の枝を見つけるという
憲助さんの指令が優先順位の一位となる。
元々は、定助が憲助さんに相談を持ちかけて
【ロカカカ】の枝を見分けるため、豆銑さんを紹介してもらった。
憲助さんと豆銑さんは、互いに厚い信頼関係をもっている。
出会って間もない定助のお願いでは動くことはないが、
豆銑さんにとって、信頼できる憲助さんの指示であれば最も優先される。
そして、定助が優先順位を守らないと戦いの敗北を意味する。
豆銑さんにとって、約束は何よりも「神聖」なものだという考えがあった。
定助がまた憲助さんの指令よりも、康穂を守ることを優先すれば、
豆銑さんにとって約束を反故したことになり、敗北のヴィジョンが見えるのだろう。
一方、康穂は中学校1年生の頃の話を始めた。
2005年の秋に勾当台公園のフリーマーケットで
かわいい髪留めを見つけた。
少し怪しげな雰囲気の男が、桃の花をデザインした髪留めを売っていた。
清の西大后時代に中国で作られ、真ん中にはピンク色の水晶があしらえている。
康穂は母親に説明していた。
髪留めをいくらで買ったのか聞かれると「7800円」と答えた。
[char no=”9″ char=”喜び”]髪留め高ッ！でも、康穂ちゃんはこの頃からかわいいッ！[/char]
康穂の母は、フリーマーケットの割に高すぎるのではないかと
言ったが、康穂ちゃんは本物だから安いと言い切った。
お小遣いを貯めて買ったものだし、それ以上、康穂の母は反対しなかった。
康穂が10歳の時に両親は離婚していた。
母親は父親の話題を口にすることは決してなかった。
康穂の父は山形に住んでおり、毎週日曜日に康穂と会う約束をしていた。
髪留めを買ったのも、父親にかわいいと思ってもらうためだった。
ある日、康穂ちゃんが中学校に行くと友達の誕生日ということに気づいた。
周りの女子生徒たちは、その友達に誕生日プレゼントを渡していたが
康穂ちゃんは「髪留め」に気を取られて、
友達のプレゼントどころかオメデトウメールすら忘れていたのだ。
大勢の女子生徒たちが祝福する中、康穂ちゃんはその輪に入れずにいた。
なぜなら康穂の携帯に「恩知らず。居なくていいよ」など
他の友達から罵倒するメールが届いていたからだ。
[char no=”3″ char=”キョトン”]女の子同士ってコワイっすね～[/char]
ジョジョリオン開始前から、康穂は髪飾りの岩動物から攻撃を受けていた？
家に帰ると突然、髪の毛から異常な量のフケが落ちてきた。
母に「シャンプーを変えたの？」と尋ねたが髪の毛だけではなく
眉毛や腕の皮膚からも皮がめくれていた。
皮膚薬を購入したが効き目が無かったため、
さらに効果の高い薬がないか薬剤師に尋ねた。
薬剤師は皮膚の薬だから効果が出るまでは数日かかるのは仕方ないと答えたが、
康穂は明日、父に会うため「その日におさまらないと意味が無い」と言った。
薬剤師は仕方なく強めの薬と、ハーブの入ったアルカリウォーターを渡した。
アルカリウォーターは、ミストにして吹きかけると効果があるらしい。
翌日、康穂ちゃんが起きると皮膚の異常は治っていた。
薬の効果があったのだろうか？
起きて気づいたのが「髪留め」が無くなっていた。
家中を探し回るが、まったく見当たらない。
母に聞いてみたが、電話中のため返答は無い。
広瀬康穂「ママ！わたしの髪留めをどこへやったのッ！？」
急に大声を出して、怒鳴り散らす娘に康穂の母はギクリと驚いた。
後でかけ直すといい受話器を置いた。
康穂は父と9時に待ち合わせをしているのだが、約束の時間に遅れると
泣き崩れていた。康穂の母は「一緒に探そう」と彼女をなだめていた。
「他の髪留めじゃあ駄目なの？」と聞くと、また怒鳴り散らした。
そして、母に疑いの目を向け始めた。
広瀬康穂「ママが隠したんじゃあないの？」
父と会う約束をしている康穂に対して「ヤキモチ」を妬いていると
思い込み、母を困らせていた。
挙句の果てにゴミ回収車が近所に来たのを見ると、
一緒に捨てたのではないかと言い出した。
康穂の母は涙を流し、
「もし、あなたが外へ探しに出たら、わたしすごく傷つくからね」
と止めようとしたが康穂は階段を駆け上がり、外に飛び出そうとした。
康穂の母は手を掴み止めようとした瞬間、手の皮膚がまたボロボロと崩れだした。
手を掴みそこねて、康穂は勢いあまり階段の手すりに頭をぶつけて気を失った。
気を失った康穂の頭からは、髪留めがコロンと落ちてきた。
髪留めは生き物のように動き出し、舌のようなものをベロリと出した。
その舌で康穂の頭皮をボロボロ引き裂いていた。
康穂が目を覚ますと、康穂の父が目の前に座っていた。
康穂の母から玄関の階段で転んだことを聞き駆けつけてきたらしい。
喜ぶ康穂は約束の時間に遅れたことを謝った。
康穂の母は医者を呼びに行ったため、
康穂の父は今のうちに話をしておきたいと切り出した。
毎週日曜日には会えないという宣告だった。
理由は康穂の父に恋人が出来たからだ。
新しい家族を築きたいから、もう康穂のために時間を使えないと言った。
息苦しくなった康穂は、バスルームに行くと言いフラフラ立ち上がった。
「おまえ大丈夫かぁぁ～～」と言っている康穂の父は全身がボロボロと崩れていった。
あの「髪留め」が見せた幻覚だったのだ！
医者を呼んでいた康穂の母が帰ってくると彼女の姿が見当たらない・・・
部屋中を探し、バスルームにたどり着くと手首にカミソリを当てている康穂の姿があった。
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回想シーンでまた登場！ホリージョースターと吉良吉影は理想のヒーロー？
病院で治療を受けた康穂は一命を取りとめた。
女医が手首と額の傷はそのうち消えるし、頭部もスキャンして問題ないと言われた。
女医がベッドの康穂に近づいてきたが、康穂はプイッと背中を向けた。
彼女は吉良ホリージョースターだった。
そして康穂に向かって語りかけた。
ホリー「自明の下では見過ごされて良い事などひとつとしてないの。
大切で意味があるのよ。自分の事だけを見ているとそれは見えない。
大切な事がそのうち見えるといいわね」
ホリーが病室から出た後、今度は見知らぬ男が入ってきた。
吉良吉影だ！
さっきの女医は自分の母親だと告げ、変なことを言っていたら代わりに謝ると言った。
吉良は話を続けた。ホリーは医者としての腕は良く、世間や病院内でも認められている。
しかし今日から医者ではなくなり、康穂の主治医でも無くなると吉良は言った。
[char no=”1″ char=”ノーマル”]ホリーさんの病気は、この頃から発症したのかもしれませんね[/char]
そして、例の「髪留め」をポケットから取り出した。
床に転がっていたので誤って踏んでしまったと言ったが、
吉良は「髪留め」の正体が分かっていたのだろう。
踏みつけられた時に「髪留め」は「グエッ」という声を上げてバラバラに壊れた。
髪留めを自分に請求してくれてもかまわないが水晶はニセモノだと言った。
バラバラに壊れた髪留めをベッドの上に置き、吉良は立ち去った。
康穂は、今になってあの時の男は吉良吉影だと気づいた。
そして、女医はホリーだったというのも。
康穂は定助と初めて会った時を思い出していた。
記憶を失い「壁の目」で土の下に埋まっていた裸の定助を
必死で引っ張り上げた。
「自明の下では大切な意味があり、
見過ごされて良い事など一つもない」という
ホリーが言っていた。
「自明」の意味は、証明したり説明したりしなくても、
すでにそれ自体ではっきりしていることを表す。
つまり、見知らぬ倒れている男性を引っ張り上げたのは、
人として当たり前のはっきりした行動だったのだ。
だから、康穂は見過ごすことは出来なかった。
康穂も定助と同じ動機で【ロカカカ】を手に入れたい、
命の恩人であるホリーの命を救いたかったのだ。
憲助さんの指令が第1位だと宣言し、
「わかった、わかったって」と呆れる豆銑礼さん。
そして、「髪留め」は岩動物の一種だということが判明した。
場面は変わり東方邸で東方常敏がプアートムに指示された
家の模型を果樹園に埋めていた。
eBookJapanならいつでも、どこでもスマホで「ジョジョ」を読むことができます。
ジョジョラーならばコミックスとスマホ、両方で読みましょう(笑)
まとめ
康穂ちゃんは中学生の時、すでに岩動物と遭遇していたんですね。
そして吉良吉影とホリーさんにも会っていました。
定助（空条仗世文）と同じで命の恩人がホリーさんなので、
より2人の目的は完全に一致しますね！
また回想シーンでの登場が多い吉良吉影ですが、何気に
敵を倒してくれているのがカッコいいですね！
それでは、また！
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