どうも!
管理人の影吉良吉【かげよしりょうきち】です。
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2017年9月19日発売のジョジョリオン(ジョジョ8部)、コミックス16巻に掲載されている
第64話「母と子」のネタバレです。
前回第63話では、ジョジョリオンのラスボスが
東方常敏(ひがしかたじょうびん)では無いことがわかりました。
彼は岩人間のパシリだという残念な事実。
それでは真のラスボスとは一体、誰なのでしょうか?
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東方常敏(過去編)病気のせいで少年期はイジメられていた
話は過去に遡る・・・
生まれる土地と名前は自分の自由では選べない。
常敏の父、東方憲助(ひがしかたのりすけ)は11才の時に病気という名の呪いが発症した。
発症すると体が段々、岩のようになり動けなくなる。
呪いを回避するためには身代わりが必要だった。
憲助の身代わりとなったのは、憲助の母だった。
常敏はボーイスカウト(の様な活動)に参加していて上級生たちが迎えに来た。
母である東方花都(ひがしかたかあと)が見送りに出て、世話を焼いている。
常敏は呪いのせいで記憶が保てず、すぐに忘れてしまうからだ。
花都は、常敏が忘れても大丈夫なように
財布やハンカチ、薬を飲む時間などをメモ帳に書いて渡した。
目的地に向かう途中、常敏は上級生たちに人気のない場所へ連れて行かれた。
常敏は財布を上級生に渡したが、彼らの望んだものでは無かったため腹を殴った。
上級生たちは「ある物」を要求していた。
もう一人が誰かが来ないか見張りをしている。
常敏の記憶は、次の日になれば忘れてしまい殴られたことも覚えていない。
呪いのせいで顔にはヒビが入っていた。
上級生たちが要求した「ある物」とは、花都の下着だった。
そして、花都がシャワーを浴びている写真の隠し撮りもさせていた。
中学生の多感な彼らには、女性の下着は宝物の様に感じたのだろう。
「君たちそこで何をしてるの?」
ボーイスカウトに参加している女子生徒が声を掛けてきた。
見張りをしていた上級生は、花都の下着に夢中で持ち場を離れていた。
その場を取り繕って、何も無かったように振る舞う上級生たち。
しかし、常敏の異変に女子生徒は気づいたようだ。
「常敏くん、何かあるなら私に話してもいいよ」
スタンドの才能が開花!常敏の【スピードキング】は子供時代から発現!
女子生徒は、常敏が上級生たちから暴行を受けていたのを学校や警察に報告した。
花都の下着や隠し撮りの写真も、警察に没収され当然、上級生の親にもバレた。
主犯格の上級生は夜中に常敏を連れ、女子生徒の自宅前に現れた。
完全に逆恨みした彼は、常敏に「家に火をつけろ」と命令した。
常敏は「嫌だ・・・」と歯向かったが、上級生は馬乗りになって顔面を殴った。
上級生は、この先の将来に絶望していた。
ジッポのオイルを常敏の顔面にかけ、ライターの火で脅し、女子生徒の家を
燃やせと命令した。
危機敵な状況にさらされた常敏の左手が上級生の顔に触れた。
上級生の顔面には、血管が浮き上がり、
グツグツ煮えたように膨れ上がり倒れ込んだ。
おそらく常敏が初めて【スピードキング】を出した瞬間だろう。
大人のときと原型は同じだが、スタンドも幼い姿だ。
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常敏のためなら人をも埋める。呪いに逆らう女、東方花都(ひがしかたかあと)
家に帰ってきた常敏は母、花都にさきほど起こった出来事を話した。
花都は当たり前の様に上級生を車のトランクに乗せた。
【二本松がある祠】までたどり着くと、上級生の体を引っ張り出した。
常敏は「救急車を呼ばなきゃ。きっと僕がやったんだ」と言ったが
「ふぅ~ん・・・」と花都はあしらうように返事した。
花都は救急車を呼ぶ気など一切なく「あなたは何もしていない」と諭した。
息子のためならば、犯罪だとしても守りたいという母の強い意志なのだろう。
また男次第で決まる女の人生に、花都は嫌気がさしていたようだった。
東方家の呪いに関係があるのだろうか?
しかし花都は常敏を守ると自分で決断し、一切の後悔はない。
ジョニィ・ジョースターの伝説と土地の呪い、そして【二本松がある祠】の事を考えながら
花都は上級生を祠まで引きずった。
上級生は、まだ生きておりうめき声を上げている。
花都は容赦なく、祠の奥にある穴まで上級生を引っ張り土の中に埋めた。
5年後、爬虫類の愛好家が飼っていた外来種のカミツキガメが
水槽から逃げ出したため捜索依頼を出した。
アルバイトの捜索スタッフが
【二本松がある祠】でカミツキガメを探している最中、
土を掘り返すと遺体が出てきた。
5年前に家出したと思われた少年の遺体だった。
少年の指や手首には犯人のDNAが残されていた。
花都には、長男がイジメられていたという事実もあり殺害の動機はあった。
車からは少年のDNAが発見され、物的証拠も見つかった。
彼女は模範囚であったが、15年も服役することになった。
シーンは変わり、現代へ・・・
バスに乗り、植物鑑定人の元へ向かう定助と康穂。
ドロミテにゾンビ化させられ、植物鑑定人の正体を話してしまった定助は
他の岩人間に見つかる前に植物鑑定人に会わなければならなかった。
なぜかバスの運転手が立ち上がり、フラフラした足取りで席を離れた。
[char no=”2″ char=”驚きの表情”]まさか・・・またドロミテさんのゾンビ攻撃!?[/char]
運転手は倒れ込んだが、バスは普通に動いていた。
運転席には、変わった帽子をかぶった男が運転していた。
憲助に見せてもらった写真と同じ男。
探していた植物鑑定人、本人が現れた。
最初に「しっかり、わたしを守れよ」と定助に宣言した。
すでに植物鑑定人の元には岩人間の追手が現れたらしい。
「その運転手じゃあ、駄目だ」
植物鑑定人は、自分のドライビングテクニックに自信があるのだろう。
脇見運転をしながら定助たちと話をしている。
[char no=”1″ char=”ノーマル”]みなさんはマネしないようにしましょう![/char]
まとめ
東方花都がなぜ刑務所に入っていたのか、やっと分かりましたね~。
息子のためならば仕方なかったのでしょうか?
もしかしたら、救急車を呼んでいれば少年は助かり、常敏も子供だったから
罪には問われなかったかもしれません。
彼女自身、後悔はしていないようですが愛は人を盲目にさせるのですね。
若いときの東方花都を読みたい方はこちらからどうぞ!
ジョジョラーならばコミックスとスマホ、両方で読みましょう(笑)
そして、新たに仲間(?)となった植物鑑定人が登場。
運転手からバスを乗っ取り、ドラテクを見せつける彼は
果たして大型二種免許を持っているのか!?
このまま警察に捕まってしまうのではないか!
捕まる前に急いで逃げるんだぁ~!?
次回、65話につづく・・・
それでは、また!
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